福祉クラブ生協35周年
福祉クラブ生協は、2024年4月、創立35周年を迎えます。
1989年設立から一貫して、自分が長年住み慣れた地域を離れることなく、地域の中で育んできた人間関係を保ち、たすけあいながら自分らしく暮らすための「在宅福祉支援システムづくり」を進めています。
全国で初の福祉を専門とする生協として誕生した当時は、介護保険制度もなく、福祉=施し、救済…と受け止める人が多かった時代でした。だからこそ、「市民自らが参加して、自分たちに合った福祉をつくろう」と、どこにも手本が無いなか、未来を見据え、必要なサービスを生み出し、経験を繋ぎながら、組合員の参加とW.Coの実践によって展開してきました。
地域に住む人が参加してたすけあい・支え合いのしくみを「つくる人」が、いずれは「自分も使う人」になる視点を持ち、近隣社会の誰もが参加できるような新しい協同の働き方であるワーカーズコレクティブ(W.Co)は、2024年4月現在、17業種、119団体になります。
「世話焼き」「家事介護」「食事サービス」「移動サービス(車による外出介護)」「デイ/入居施設(生活支援)/小規模多機能サービス」「居宅介護支援」「ライフサポート」「子育て支援サービス」「街の技術」「成年後見サポート」「LPA(ライフプランニングアドバイザー)」「うェるびィーサロン」「講座」など
ワーカーズコレクティブとは | 食材宅配と福祉の生協 福祉クラブ生活協同組合 (fukushi-club.net)
今後も、組合員・W.Coメンバー・職員一人ひとりが協同の精神を育み、他者を尊重し合いながら、地域社会に役立つ非営利・協同の市民事業、コミュニティオプティマム福祉(=私たちが地域に住み暮らし続けるための最適の福祉)を拡げていきます。