福祉クラブ生活協同組合が横浜市の高齢者等買い物サポート事業・協働団体に選ばれました
福祉クラブ生活協同組合は、横浜市の高齢者等買い物サポート事業・協働団体に選ばれましたので、下記の通りお知らせいたします。
今回、業務委託ではなく、行政とともに地域のSOSニーズの発掘を進める、今後の行政と生協との協働のあり方、市民参加型モデルの新たな公共のあり方として注目されるものだと確信しております。
■ 高齢者等買い物サポート事業・協働団体とは
商店街の衰退や団地内のスーパーの撤退などにより、日常の買い物に支障をきたしている方々が増えています。横浜市内は坂が多く、またエレベーターのない団地などもあり、高齢者、障害者等が住み慣れた地域で住み続けられるような支援が必要になっています。
こうした方々の日常の買い物を支援するため、平成22年度から買い物サポート事業を実施していますが、この事業主旨に賛同し、協働を希望する団体を募集し、平成23年度4月1日より実施していきます。
■ 協働団体選定の背景
福祉クラブ生協は長年住み慣れた地域を離れることなく、たすけあいながら自分らしく暮らすことができるように、「在宅福祉支援システム」づくりに向けて実践してきています。在宅福祉支援システムの一つとして、宅配による共同購入を行っています。配達の際には組合員のニーズをキャッチ(安否確認含む)し、さまざまなサービスにつなげています。その他にも家事介護、食事、移動サービスやデイサービス等も展開しています。
福祉クラブの待機型ケアネットワークについて以前から横浜市も理解しており、福祉クラブの行っている待機型ケアネットワークに期待したいとのことから、横浜市と話し合いを進めていきました。福祉クラブとしては、待機型ケアネットワークの意義を社会化、認知度を高めていくために、横浜市高齢者等買い物サポート事業・協働団体に参入することを決定しました。
■ 福祉クラブでの横浜市高齢者等買い物サポート事業サービス
福祉クラブとして、横浜市高齢者買い物サポート事業内容としては、買い物共同購入品による週1回の買い物代行、生活範囲内での電球等の買い物代行、買い物同行の3つのサービスを展開していきます。サービス提供地域として、港北区、神奈川区、緑区、栄区の4行政区より開始します。また順次状況が整った地域よりさらに地域拡大を進めていきます。
地域包括支援センターや家族に対して、問い合せがあった場合には報告書を作成していきます。協同組合のため、組合員のたすけあいとなるため、組合員として加入していただきます。
協働期間:平成23年4月1日から24年3月31日まで
実施区域:横浜市港北区、神奈川区、緑区、栄区