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庄内・遊佐の豪雨災害の支援を続けています

 2024年7月25~26日の東北地方での大雨により、生活クラブ連合会の消費材の産地である山形県庄内地方も大きな被害を受けました。

 生活クラブ連合会では、被災直後に飲料水やウェットティッシュなどの支援物資を発送するとともに、山形県酒田市・遊佐町と締結している包括連携協定に基づき、8月上旬より災害支援ボランティアを派遣しています。

これまでに、福祉クラブ生協も含め130名を超える組合員・職員が被災地を訪れ、がれきや流入した土砂の撤去などの支援作業にあたっています。参加した職員のレポートをお伝えします。

遊佐町の中山間部への支援

「庄内遊YOU米」の産地、遊佐町では、河川の氾濫による土砂や、流木の侵入などの被害が発生した地域があり、農家さんの田んぼに流入した流木やごみを拾って撤去する作業を行ないました。特に、山間部を中心に、浸水・冠水を受けた水田が多くありました。

現地に出向くと、報道では分からない光景が各地にたくさん残っていました。

 9月以降の稲刈りに向けては、稲の隙間にも大きな枝が入り込み、そのままコンバインを入れると刃が壊れるため収穫できません。手作業で拾ってコンテナに集め、田んぼから上げ、畔を伝って道路わきにとめた軽トラックに載せてごみ集積所に運び出す、という作業です。農家さんからは「もう今年は無理だとあきらめていたが、手伝いがあって立ち上がることができた」とのお話をいただきました。

流木やごみを拾い集める
牧草地には農道の砂利が流れ込みました

箕輪鮭ふ化養魚場 遊漁槽に堆積した土砂の除去作業

 庄内の名産のひとつである鮭の稚魚を育てる養魚場の復旧支援作業を行ないました。
 豪雨の際、山から流れ出した土砂が約40槽の遊漁槽に入り込んで堆積してしまいました。鮭が遡上する10月を迎える前に、土砂をかき出し石を敷き詰めなければ、稚魚の寝床を造ることができません。
 遊漁槽をつなぐ水路・周辺の淵にも積もる土砂を、スコップですくって一輪車に積んで運び出す作業を手作業で行ないました。

養魚場に残る土砂を除去

緊急支援カンパを行います。

この他、農道の復旧作業や家屋の泥のかき出しなど、庄内で被災された皆さんが一日でも早く日常の生活を取り戻せるよう、支援活動を続けています。この支援は10月中旬まで継続する予定です。

 また、生活クラブ連合会では組合員に緊急支援カンパを呼びかける予定です。
毎週の注文用紙でカンパを受付けます(10月3回~11月1回注文分まで、4週間)。

インターネット注文「eくらぶ」でもカンパ申込みができます。

詳しくは、今後の配達時にお届けするニュース、カタログ、ウェブサイトでのお知らせなどをご覧ください。

【2024年9月20日掲載】

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