福祉クラブ生協では「商品」ではなく「消費材」と呼んで、こだわりを持った消費材を扱っています。
生産効率や低コストを優先させるのではなく、消費者の視点で開発をした「消費材」です。
共同購入は計画的な申し込みや利用をすることで、生産者は計画的に生産をすることになります。
無駄な在庫を持つことがなくなり、そういった側面からコストを抑えて「納得できる品質と価格」を実現させています。
福祉クラブ生協では日常生活に欠かせない、さまざまなこだわりを持った消費材を扱っています。
また組合員に消費材を配達する世話焼きW.Coは、同じ地域に住む組合員が担っています。
消費材を届けるだけでなく、安否確認、組合員からの困ったことの相談、福祉クラブ生協のさまざまな情報をお知らせします。組合員どうしの信頼関係がつくられ、定期的な見守りを約束する配達こそ福祉と考え、地域の待機型ネットワークの要になっています。
消費材について
国産原料使用
国産の食べものを大事にします。それが食べものの安心、安全や日本の自然環境を守ることにつながっていくと考えます。
環境ホルモン対策
ダイオキシン、環境ホルモン溶出のない包装容器や生活用品に切り替えています。
添加物
添加物は原則不使用です。化学調味料、発色剤、保存料は一切使っていません。他の添加物も限りなくゼロをめざしています。
BSE対策
牛肉は母牛のエサまでさかのぼって個体識別調査できるシステムをつくっています。
遺伝子組み換え対策
主原料はすべて対策済み、微量原料のアルコールやビタミンの原料まで対策を進めています。
地球環境保全
調味料容器を共通化し、リターナブルビンに(再使用)。容器リサイクルも進めています。
手作りそうざい
福祉クラブの食事サービスW.Coが「こだわりの消費材」を使ってそうざいを手作りしています。
家族の健康
蛍光増白剤、合成洗剤を排除し自然のせっけん利用を進めています。生産者の協力で、農地・製造工場でもせっけんを使用。化学合成物質排除を進めています。
情報の公開
食べものの安全のために、表示義務がないものでも、微量原料の製造工程まで詳しく調べています。
アレルゲン情報を公開
アレルギーの方のために、アレルゲンの食品情報を公開しています。
ビジョンフードについて
米・牛乳・鶏卵・畜肉・青果物を「ビジョンフード」と呼びます。
「ビジョンフード」をおおぜいで食べることで、国産自給力の向上や生態系を守り、食の安全性を追求し、次世代の子どもたちが安心して健康に暮らしていく社会をめざします。
さまざまな加工食品の原料にもなり、家庭で消費する基本の食材である牛乳・鶏卵・お米・肉類・青果物の「一次産品」を大切にしています。加工されていないこれらの生産物は食の安心・安全を根元で支えている大事な食品です。
一見、豊富に手に入るありふれた食材とも思えますが、将来にわたって品質の確かな一次産品を手に入れ続けるには、生産から流通・消費にいたるまでがどのようにあるべきかを見通す「ビジョン(展望)」をしっかり持つことが必要と考え、これらの品目を「ビジョンフード」と呼んでいます。消費する側の組合員が共同購入することを通じて生産者との提携関係を強め、わたしたちの「ビジョン」を形にしていくことで、未来の食の安心の実現をめざします。
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